『田園の詩』NO.123 「私のパソコン元年」 (2001.1.9)


 「パソコンはひとり1台に。インターネットが生活に欠かせないものに。―2001年はこんな
年になる?」

 パソコンの選び方・買い方の本の見出しにこんな言葉が躍っていました。かつて、「テレ
ビ、電話、車が一家に一台の時代がくる」といわれてそうなったように、パソコンもいよいよ
現実味を帯びてきたようです。

 そんな風を感じて(遅れてるなあ…との声が聞こえてきそうですが)、そもそもパソコンで
何ができるのかの基礎知識を得るための本や、秋から年末にかけて発売された新製品を
紹介している雑誌を買って、只今パソコンのイロハを勉強中です。

 カタログも沢山貰っているので、正月休みは購入機種の絞り込みをして過ごすことになり
そうです。

 21世紀の新年を迎えるこの時、なんだか新しい世界が開けていくようで気持ちがワクワク
してきます。

 実は、数年前、今使用中のワープロを買い替える時、この際パソコンをと思ったことが
ありました。しかし、技術の進歩が著しい時で、機種の選定や買い時が難しく思えたのと、
まだネットワークインフラの整備が充分になされておらず(こんな言葉が出るのもパソコン
の本を読んでいるためです)、結局、必要最小限の機能を備えた値段の安いワープロを
買って後日を期すことにしたのです。

 いよいよ機も熟してきたようです。新年1月6日より≪IT基本法≫が施行されます。それに
よれば、この1〜2年以内に「安い料金でインターネットにつなぎっぱなし、インターネットで
誰もが気楽に買い物」ができるような整備を推進するとなっています。

 なんとか、新しい年をパソコン元年にしたい。そして、ホームページを開き、そこで私の
作った筆を宣伝して買ってもらう。こんな構想を女房に話したら「そんなことより、床の弱った
仕事場はどうするの」といわれました。これも、なんとかしたい。

 私のとって「なんとかしたい」ことのいっぱいある21世紀の幕開きです。


      
        あれから10年経った今、仕事場で、1日1回はパソコンにさわっています。
         なかなかスムーズには扱えませんが・・・。 (10.6.22)